睡眠剤混入の皮膚治療薬 服薬の患者が死亡 記憶喪失など128件
毎日新聞 2020年12月12日 00時25分(最終更新 12月12日 00時27分)
福井県あわら市の製薬会社「小林化工」が製造した爪水虫などの皮膚治療薬に睡眠導入剤の成分が混入していた問題で、同社は11日、この薬を服用した患者が死亡したと発表した。死者が判明するのは初めて。
同社によると、患者は経口抗真菌剤のイトラコナゾール錠50「MEEK」を服用し、10日に死亡した。同社は服薬と死亡との因果関係などを詳しく調べる。
この薬を飲んで意識消失や記憶喪失などの健康被害が出たとの報告が10日正午時点で128件に上り、県が立ち入り調査を実施している。
https://mainichi.jp/articles/20201212/k00/00m/040/004000c.amp
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