北海道は30日、新型コロナウイルス新規感染者が過去最多となる68人確認され、累計は3000人を突破した。道庁関係者が明らかにした。感染者が3000人を超えたのは全国で10番目。北海道では9月以降、札幌市の繁華街ススキノの若者を中心に急激に感染が広まり、各地でクラスター(感染者集団)が相次いでいる。
これまで日別感染者の最多は24日発表の60人。道内で初めて感染者が確認されたのは1月28日。30日に新たに68人が確認され、累計は計3031人となった。
累計感染者の状況を1000人単位で比べると、1000人、2000人に達するまでに要した期間はいずれも約4カ月だったのに対し、3000人は約1カ月で到達。4倍のペースで急増している。新規感染者数に限ってみれば、政府が緊急事態宣言を出した4~5月よりも明らかに状況は深刻化している。
こうした状況を受け、道は28日、感染防止に向けた独自の指標「警戒ステージ」を1から2に引き上げ、道民に感染予防の徹底を呼びかけている。全国では29日、感染者が10万人を超えた。東京都▽神奈川県▽千葉県▽埼玉県▽愛知県▽大阪府▽兵庫県▽福岡県▽沖縄県――が既に3000人を突破している。【源馬のぞみ、高橋由衣】
https://news.yahoo.co.jp/articles/98ea9dd159aef5d63034d2b670e67f3cae763900
【新型コロナ】北海道+68
-
- カテゴリ:
- コロナ